大正から昭和・平成・そして令和へ
受け継がれる伝統建築と、厳選された素材
確かな腕でおもてなしいたします
神水茶寮は、大正元年に建造された豪商水野家の旧邸。
京都から職人を招き、今では入手困難な希少建材を随所に駆使し建てられています。
昭和60年、小岱焼再興に尽力した近重治太郎氏が2年もの歳月をかけこの地に移築し、忠実に復元されました。
伝統的な建築と日本料理。かけがえのない文化継承の一端を担えることを誇りに、お客様をお迎えして参ります。
美しさを誇る樹形は、年月を重ねるほどに風格を増すことから、「庭木の王様」とも称される木斛(もっこく)の樹。
神水茶寮の木斛の樹は、樹齢百年を超え、荘厳かつ凛とした風情を漂わせています。
現在の美しさを保つのではなく、春夏秋冬、四季折々の時とともに変化する自然共生の造形美を表現しています。
10年、20年先、土から生まれ朽ちるものすべてが一際輝いて映ることでしょう。
巨木から切り出した一枚板、青銅製の雨どい、刻印のある屋根瓦・・・。
高雅な美意識を伝えるため、改装は最小限にとどめて当時の空気感をそのまま残しました。
筆舌に尽くし難い心象風景を、ごゆっくりお楽しみください。
当店では、「癒しと大人の空間と、創作料理でおもてなし」をテーマに、
蓋を開けた瞬間に、「美味しそう」と思っていただける色使い、盛り付け、
そしてもちろん味の隅々にまで配慮し、既製品を使うことなく丁寧にお料理を造っています。
ありがたい事に、お客様からもそのようにお声かけ頂く機会もございます。
神水茶寮一番のおすすめは、なんといっても天草直送の海の幸。
その季節で一番美味しい素材を揃えて、お客様のお越しをお待ちしております。
神水茶寮統括料理長 廣瀬 勇也